タイ航空破産を考える:フィリピンマニラフライトと機内食

タイ航空 5月19日の閣議で正式決定され破産申請が スターアライアンススタートアップメンバーでもあるこのタイ航空、

タイ国内ではコロナが最終原因と報道するところもあるようですが、単にコロナが引き金になっただけであって、元々超赤字体質、腐敗の温床ともいわれ、果ては昨年は120億バーツというとんでもない赤字を出していました。民事再生ということで税金を1300億バーツ投入し、7月より日本便は予約再開するらしいが、他のエアラインと比べ、機内誌の機材一覧を見てもバブル体質が見受けられる航空会社と見受けられます。

 東京へもここ1ー2年はバンコク発だと日系のエアラインよりも価格が高額な時もありそして機材に関してもA380、B744と4発機をバンバン飛ばし、所有機材もエアバス系だと380,350,330 ボーイング系だと747、777、787とまあ長距離路線機材を全て揃えましたみたいなラインナップで、乗ってる分にはいろんな機材に乗れて楽しいのですが、各エアラインがメンテの為機材の種類を絞ってるのに対し、タイ航空は機材の種類を拡大していったような気がします。
また日本発着や東アジア便ならともかくLCCも数多く飛ばし、競争率の高い東南アジア近隣国ですら777ー300ER型と全日空ならJFKやIADなどアメリカ東海岸便に利用してる機材を搭乗率もそれほど高くないのにバンバン起用してこのような状態になっているのもタイ航空の赤字体質を作った要因になってるのかもしれませんね。
思えば以前、短期出張でバンコク-マニラを往復した時も777-300ER型機でエコノミー一人一列と乗客には非常に嬉しいフライトを経験したことがあります。
今やアメリカ国内便だったら信じられない3時間のフライトでしかもチキンとポークのチョイス付きミールサービスがあり、CAは3時間のフライト中のサービスでもなんとお迎えの衣装からサービスようの制服に着替えたりもし大忙しそうなのですがそういったことも赤字を膨れ上がらせたのかもしれませんね。
いずれにもしてもタイ航空カムバックして欲しいです。個人的にあの紫色好きなので。
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フライト

個人的には大好きな777.でも機内は一人一列とガラガラ。プッシュバックを開始し滑走路に向かいます

 

時は雨季。揺れを感じながら上昇し、進路を東にと取りマニラに向かいます

雨季は揺れるのですが、窓から見るアジア特有雨季の雲が好き

揺れの中ドリンクサービスに続きミールサービスが始まりましたが、ひどい揺れのため一時サービスが中断するほどに

 

マニラまで40分の下降を始めます。機窓から見える一番好きな時間。翼のライトが夕焼けに映えて綺麗です

 

 

下降を始めるも、マニラの管制塔から空港混雑のためホールドに。なんか嫌な予感。そのままホールドするも何と2時間待機。

フライト時間3時間足らずで2時間の待機は辛い

 

やっと着陸の許可が出て、最終着陸態勢に入ったものの滑走路に飛行機がスタックしているため最終、速度140ノットでゴーアラウンドで上昇。。

航空会社のせいではないというのは重々承知しているのですが、こういう時”遅れた!!”ってエアラインに文句言う人いますよね。。。。

お気持ちはわかるのですが

機内食

わずか3時間のフライトですらフルサービス。長距離フライト同様、ドリンクサービスの後にミールサービスです

この時はチキンライスかポークヌードルのチョイスで

 

ポークヌードルをチョイス。あまり期待はしていなかったのですがヌードルはびちゃびちゃでしたが、タイ航空の良いところはお水がペットボトルで提供されることですね

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