タイ航空破産を考える:バブルを感じる豊富な所有飛行機と機内食

結局2020年5月17日の週にタイ航空は経営破綻したわけですが、前号その1、その2では短距離フライトからその破綻を考えてみたのですが、それは短距離路線のみならず、中、長距離路線でも言えることなのではないでしょうか

このバブル体質で、機材の購入もエアバス、ボーイング両方からwide body機をほぼ全機種買い揃え、搭乗している我々はタイ航空に乗る楽しみが増えていきましたが、素人目からしてもこれだけ機種を揃えるということはメンテも大変だろうし、費用がかさむのは一目瞭然でしょう

フライト中はシートポケットにある機内誌を開いているのですが、その中で楽しみなのが各航空会社機内誌後方に所有機材と就航地マップのページがあり、機内誌はいつも後ろページから開けるのを楽しみとしているのですが、その中でもタイ航空は所有航空機が多く楽しみでもありましたが、それも破綻の一つの要因になっていたと思うと寂しい限りです。

確かに各航空会社が4発機を退役させて、このコロナの影響でそれが加速しているのに対し、タイ航空は破綻前ですがA340,B747,A380を所有していましたし、所有してたA340-500 , 600はもう退役しているでしょうが、いまだにB747,A380は所有しており、747に関しては-8ではなく2009年に生産終了した-400型機をいまだにムンバイ、香港便では飛ばしていました。

またおそらくスターアライアンスで4発機の747シリーズとA380を所有しているのはルフトハンザとタイ航空くらいでしょう。

 

タイ航空所有機

最後にタイ航空を利用したのは2020年1月のことでしたので、その時の機内誌の所有機情報によると子会社のタイスマイルを除き所有している航空機は

エアバス:A330 , A350-900 , A380-800

ボーイング : B747-400 , B777-200 , B777-300 , B777-300ER , B787-8

と結構勢揃いじゃないですか!

 

 日本便

バンコクから日本各地にも就航しています。北は北海道から福岡まで。仙台にも直行便を飛ばしていました。

機材も豊かで羽田、成田にはA330 , A380(成田のみ), B777 , B747といつも大型機材でいらっしゃってました。

 

A380 NRT  – BKK フライトして

2007年注目を浴びてシンガポール航空がローンチカスタマーとしてA380を就航させて全日空をはじめ230機あまりが製造されています。初めてフライトしたのがこの成田 – バンコクのタイ航空でした。

窓は予想以上に大きかった!! 窓から見える全日空B767-300が小さく見えます

とにかくエアバスの4発機というとA340の経験しかなく、あの離陸でゆっくり上がっている感じが嫌いでそれ以来エアバス4発は避けていたのですが、さすがA380機内は静かで、スムースに上がっていき、シートベルトサインが消えたところでドリンクサービスとおつまみ。

ちなみにこのおつまみ、ほとんどの航空会社のおつまみは塩っけが強い中、結構薄味でいけます

 

機内食サービスもボリューム満点。この日はチキンとポークからチョイスし

 

メインはチキンをチョイスしましたが、、、、

 

この茶そばだけはホントにいけてなかったです。。。。

 

ツイッターで元CAの方が(@exgaycrew) 、エコノミーの機内食を運ぶカートの隙間はギリギリで食後の回収でいつも苦労する!!って書いてありました.

ので回収方法が書いてあったのでここで抜粋させていただきます

食後は

1. 小皿系の蓋はきっちり閉めて潰さない

2. メインの蓋も保持

3. 飲み残しとそばつゆの残りはメインの容器に入れて紙ナプキンを入れて吸わせて蓋と閉じる

4. フォーク類は入っていた袋に戻すか隙間に詰める

5. バターは小皿とか隙間に入れろ

これやると回収のCAさんの仕事が楽になるそうです!

気分良くトレイを回収していただいた後は、心地よいエンジン音と揺れに身を任せ気がつけばベトナム ダナン上空後1時間の距離。

 

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