ピーナッツフライトはやはりラウンジもピーナッツラウンジ?@ユナイテッド航空ラウンジ

ピーナッツフライトとはよく言ったものだ。

確かにアメリカ系航空会社特にアメリカ国内線でフライトしていると5時間以上の大陸間移動でもエコノミーだと無料の機内サービスは缶ジュースやコーラとピーナッツのみでアルコール、サンドウィッチなどは有料というのが、LCC出なくても普通になっている。アジア系航空会社でレガシーフライトであれば1時間半のフライトでもドリンクと軽食サービスが出るのとは大違いだ。もっとも1時間半のフライトで軽食やドリンクを食べるよりも仮眠したいというのがほとんどなのだが。

ただアメリカ国内をフライトしているとどんな田舎町でも空港はあるし、大都市ハブ空港でもトランジットはスムースで非常に効率がいいのがアメリカ移動の素晴らしいところ。航空会社も機内サービスよりもそもそも根本的な“移動”という目的をよりスムースにするために注力している感はある。もちろんアジア系のようなきめ細かいサービスができるとも思えないが。

ピーナッツフライトというくらいだからラウンジもアジア系航空会社のそれとは全くコンセプトが異なり、ラウンジにいる客もほとんどがビジネス客であることから、飲み物、食べ物は最小限。その代わりに仕切りがある作業デスク、カウンター、ソファー全てにUSB充電や充電設備は整っているのが特徴。少し味気ないが、コーヒーさえあれば短いフライトやトランジットでは十分かもしれない。ただ長距離フライトで3時間前に空港に着き、待ち時間が長いときは少し物足りない感は否めない。

アメリカの空港で一番多く利用するのは日本から1日数便直行便が飛んでるニューヨーク、ロスアンジェルスが多いのだが、今回は首都ワシントンDCの玄関口、ワシントンダレス国際空港から日本へフライトした時のラウンジ利用を紹介したい。

ワシントンダレス空港は首都ワシントンDCにはなく、バージニア州に位置し市内からは1時間以内の距離。DC内にも空港があるのだが、これは殆どが国内線とカナダなど近隣国のみの発着になっている。スターアライアンス加盟のユナイテッド航空のハブ空港にもなっており、全日空もNH001便とデイリーに直行便を飛ばしている。思えば全日空はなんと1985年にはB747で初の東京-ワシントン便を就航させていて、それ以外はユナイテッドのシカゴ経由が便利。今でこそ全日空は東海岸はニューヨーク、ワシントンそして中部のシカゴ、西海岸のサンフランシスコ、ロス、サンノゼ、シアトルと路線を伸ばしているが、就航当時は日航が東海岸ボストン、ニューヨーク、アトランタと伸ばしているの対し、全日空はワシントン一本だった。

当時ワシントンに住んでいた私と家族は全日空の初便が着陸する時間に合わせ、大使館、商工会とワシントン在住の日本人が空港に集まり、今では考えられないことだが初便を“お迎え”に行ったのを鮮明に覚えている。その時の記念品のB747と日の丸の絵葉書は今でも持っているほど。その時までワシントン直行便は首都でありながら在住日本人が少ないということで、当初日航が直行便を飛ばすという噂が流れたもののニューヨークの増便に流れ、なかなか直行便が出来なかった中日本の飛行機がワシントンに来るということでこれで日本が近くなったと家族で涙したのもいい思い出。。。

 

ラウンジの話に戻しましょう

全日空は自前のラウンジはなく、このユナイテッド航空のラウンジを利用します

アジア系のラウンジのようにホットビュッフェはなく、本当にピーナッツが数種類瓶に入って食べ放題。そしてドリンクバーにはコーヒーとオレンジジュースのみ。それ以外は大きなバーカウンターがあり、ソーダ類、ビールを始め赤白のワインをグラスでサーヴしてくれるのですが、バーカウンターの端にチップを入れるようの大きなボウルが設置してありいかにもアメリカらしいという作りになっています。

ビジネス利用でなければ、ラウンジに入ってしまうよりブラブラ免税店回って出発前に軽くジャンクフードでお腹を満たしてからフライトの方がオススメです

ユナイテッド航空ラウンジ入り口。全日空利用の場合、Bコンコースにラウンジがあり、ゲートへも近く便利

入り口を通り抜けると、他のアジア系航空会社のラウンジとは違い、ビジネス客を意識した作りになっていて作業するには非常に便利なラウンジ

もちろんホットビュッフェ等食事はああまり期待できなく、パンとヨーグルト等簡単な物しか置いておらず。。。

この日は小さなサラダバーがあったので、サラダとパンと白ワインで済ませ

デザートには訪問した日がセントパトリックデーが近かったので緑色の砂糖をまぶしたクッキーをいただき、フライトへ

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