タイ

バンコク屋台からロックダウン後の未来を見る

コロナの影響で3月後半から夜間外出禁止令等のロックダウンに入り、5月中旬部分的に解除され、5月17日(日)ついにバンコク都内大手小売りデパートやMega Bagna等郊外の大規模小売りモールが解禁され、夜間外出禁止令も夜は22:00から04:00の期間から23:00から04:00までと1時間短縮され、外食産業もsocial distanceを取りながらではあるものの外出禁止時間でなければ、制限なく販売ができるようになってます

外食産業、レストラン等は4人がけのテーブルで対面では座れずマックス2名までなど工夫がなされ、一時は屋台やレストランではgrab、food pandaといったデリバリー業社だけでなく、人が街に出始めた感があります。

もともとタイ、特にバンコク都内にあるアパートや小さいコンドミニアムなどはキッチンが簡易キッチンでほぼほぼお湯を沸かすくらいの設備しかないところが多く、元々外食文化が発達しているこの国では安価で様々なものが食べられ、3食外食なんていうことも珍しくありません。

なのでロックダウン!!というといくら数年前のクーデターや空港閉鎖でロックダウン慣れしているバンコク都民でも今回のロックダウンのようなケースは初めてで戸惑いを隠せなく、結果一時期この状況下フードデリバリー業が唯一の儲かるビジネスなんて言われるようになり、ただすぐになり手が多すぎてあまり一人一人あまり儲からなくなり、飽きっぽいタイ人のこと、一人辞め、また一人辞めという感じになっている中ロックダウン解除というのは渡りに船だったのでしょう

ただロックダウン解除となったタイ、特にバンコクではすぐに消費が戻っている風には思えず、ジニ係数がアジアで一番高いこのタイ、富裕層と非富裕層の差は激しく、大手百貨店が再オープンした17日の購買率は食品を抜かすと1%を切っているという有様で、コロナ前までアジアでいや世界的にも失業率が極端に低いこの国においても郊外の工業団地などでは数百人単位の大規模リストラなども行われており、今まで経済成長率が右肩上がりで来ていたタイは工業はもちろんのことだが、国内消費と観光業が引っ張っており、特に国内消費部分では車とコンドミニアムへの投資と購入が引っ張っており、しかも全ローンと日本とは比較にならない高金利で組んでいる人も多く今後直近として

1. 1−2年落ちの中古車が出回る可能性

2. 中古コンドミニアムの下落

が起きる可能性が高く、今まで不動産は絶対に下落しないとタイ人の多くが豪語していた中下落する可能性は否定できず、コンドミニアム、不動産の前に大量の中古車が市場に出回ることが可能性が高く予想しただけでも恐ろしい

タイ人にとって車は命。見栄っ張りの人が多いタイ人は、どの車に乗っているかだけでその人のステータスを判断しようとする部分がいまだにあり、メルセデスベンツ神話は生きている。メルセデス=お金持ち もちろんそうなのだが、給料の大部分をローンに突っ込んでもメルセデスに乗っていれば社会的ステータスは高いと信じている人も多く、今後は中古車市場でも高級車も出回りそうであります。

そんな中知り合いが経営しているタイのローカル屋台を聞いてみると、コロナ前の売り上げを100とすると、夜間外出禁止令が出たロックダウン直後は5、その後ジリジリと上がり、デリバリー時短営業のみでロックダウンが慣れてきた頃に一時20まで行ったものの、他店舗もデリバリーに切り替えて営業すると売り上げは10まで落ち込みその後ロックダウン解除方向に向かって数字は回復すると思いきや最高で30までと結局売り上げはコロナ前と比較すると30%台で落ち着いているとか。。。

その店はバンコク都内便利なところにあり、操業して20年とかなり地元でも有名な店でこの有様でまた観光地ショッピング街からも歩いて行ける土地柄地元の人だけでなく、観光客もだいぶ入っていたのだが、やはり観光業が牽引しているタイ、観光客が戻ってこないことには話にならないということだろうか。

そして今日このブログを書いている5月21日、この週タイは6月末までタイ国外からの民間機の乗り入れを禁止し、そしてタイのフラッグシップキャリアである以前からその話は出ており、ここ直近5年来大幅赤字を繰り返しているタイ国際航空ついに倒産か民事再生かという暗いニュースも飛び出て生きている中、タイ人はもともと収入に対して消費が多いことでもう有名だが、どのようになっていくか日本企業も多くあり決して対岸の火事ではないこの国注目を浴びることでもあります。

(平日ラッシュアワーにも関わらず閑散としていたロックダウン中)

タイ国際航空の倒産話は国営企業なので噂はずっと出ているものの絶対に”ない”とあっただけにまだ決定事項ではないもののかなりショックですが、ここ近年タイ航空を利用するたびに感じることはあります。

次号はタイ航空搭乗機にて。。

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