バンコクは屋台、B級グルメの宝庫!近年ではこのコロナの影響で不明となりましたが、物価も上昇続で、しかも市内のメインストリートなんかは数年前と比較すると屋台などが撤去されているのですが、それでも小道やローカルストリートに行くと道端で煙を上げて美味しい匂いにつられて人混みが出ています。
バンコクの楽しみは様々ですがその中でも日本食を始め中華、はたまた世界中の料理が食べられることと、ローカルの美味しい屋台も含めて探し求められることではないでしょうか
タイでは5月より夜間外出禁止令はいまだに残るもののロックダウンが条件つきで解除され、街には活気も戻ってきたに見え4人がけのテーブルに最大斜めがけに2人までとsocial distancingを取りながらの店内飲食(5月末時点でバーなどは依然禁止)が可能になりましたが、外食文化のバンコクでさえいまだコロナ前とはいかないようです。タイ人の性格上かなりこのような目に見えないものには過剰反応する傾向が強く、(過剰反応するに越したことはないですが)特に眼色産業はデリバリー等駆使してもほとんどのお店の売り上げは半減したままだとか。
実際にこの何度もmediaなどに取りあげられ、bangkok best street foodにも選出された店ですらこの状況ですから、他店も同じような、もしくはそれ以上の売り上げダウンは否めないのでしょう。
世界的にみても失業率が極端に低いこのタイの首都バンコクでも、郊外工業団地での大規模レイオフの話は度々ニュースでも取り上げられており、今後もこの傾向は続く模様で、地場のこのような小さな店がどんどん撤退していくのはどの国でもそうですが見るのは悲しいものです。
結局写真でも見るように、店を開け店内飲食ok としたものの人が入らず、今でもデリバリーのみの営業となっているこのお店を始めそのようなお店は多いと聞きます。是非とも踏ん張って欲しい。
(5月25日のBANGKOK POSTより)6月1日に再開されるであろうビジネス一覧
今回はよくお邪魔する観光地やショッピングの中心地MBKなどからも近い美味しいカオカムー屋さんを紹介します
カオ カ ムーとは
簡単にいうと豚肉、豚足の五香粉(ウーシャンフェン)たっぷり使った煮込みご飯のせ料理です
もともとタイ料理って中国からきた中華の影響、近隣からきたクメール文化の影響、そして南から伝わってきたマレー系の影響がちょうど地理的にも混ぜあって、あのような辛酸甘料理が出来上がったのでしょう
そしてこのカオカムー諸説あるようですが、もともとルーツは潮州だとか
確かに潮州料理をルーツにもつクイテアオや空芯菜炒めなどタイ全土で食べられますし、バンコクの中華街を作ったのももともと潮州出身者ですし、歴史的にもアユタヤ王朝時代から南下して一番多いのは潮州出身者とも言われています
その中で様々な料理がタイローカルに溶け込み発展していき、このカオカームーもその一つなのでしょう。
確かに感覚ですが、タイを代表する料理というとソムタムなどが挙げられますが、タイにオリジナルを持つ料理はタイ系の方が経営、料理していたりしますし、中華をオリジンとしてる料理は中華系の方が経営、料理している傾向が強い気がします
バンコク及びタイ全土で食べられるこの煮込み料理;カオカームー、最高に美味しいお店を見つけました
この赤い看板が目印
店内ではなく店外キッチンでコトコト煮込むこの香りが道端まで充満しています
その場で調理して出してくれるのがやっぱり安心です
テイクアウト用のカオカムー
バンコク市内のbest street foodにも選ばれた当店、味は間違いなしです
訪問した時にいただいた一皿。味付け卵に絡めていただくと美味
ロケーション
もともとオリジナルは市中心部からちょっと離れ、少し不便なところにあるSathu Pradit通りに30年間お店を構えていて、そこの若夫婦が暖簾分けでRCA店舗とスタジアムワン店に展開していて、このスタジアムワン、もともとスポーツ商業施設だったのですが、このスタジアムワンに面しているBanthat Thong通り、名門大学である美ロンコーン大学も付近にあり、西へ進むとサムヤーンミッドタウンと新しい商業施設もあることから美味しく安いレストランや店が集結していることでも注目を集めている地域。
特に近隣で長年創業40年以上のダックヌードルやお粥屋さんもこのコンプレックス周辺にラマ4通りの再開発に絡めて移転してきており、昼夜より活気が増す地域となっている
https://goo.gl/maps/pyPzoegwAifzzUoZ6
BTS終点駅NATIONAL STADIUM駅から徒歩10分。MBK買い物中立ち寄れる距離です
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