2018年10月28日までトルコ最大の商業都市であるイスタンブールの玄関口にして域内最大の空港であるイスタンブール アタチュルク国際空港。
市内からも車で30分という便利に地域にあり、地域にも愛された空港が幕を閉じ、同市内から北西へ40キロ以上の更に巨大なイスタンブール国際空港へ移動。街は環状線を更にパワーアップさせて、リングのように高速道路を作り稼働させているものの、ダウンタウンからは電車への乗り入れはまだ計画段階で完全に着工はされておらず、現在タクシーもしくはバスのみの乗り入れとなっていて旧IST空港と比較し利便性においてはかなり劣ってしまう空港になっている。
この不便さから、地元住民からは今度の新しい空港はブルガリアに出来たなんて冗談半分で言われる始末でもある。今回、旧空港ISTANBUL ATATURK INTERNATIONAL AIRPORT という名称からISTANBUL INTERNATIONAL AIRPORTと3レターコードであるISTは引き継がれたもののアタチュルクの名前は外されてしまったのも個人的には少し寂しい感じがする
トルコ最大の都市イスタンブールは合計3箇所の空港を抱えており、アジア側にSAW空港、西側に旧IST空港、新IST空港とあるのだが、大部分の長距離国際線はSAWではなくISTに集中している。
また欧州、中近東に主に乗り入れているSAW空港に関してもアジア側から主な商業地がある西側に行くには渋滞を覚悟せねばならず、結果日本、アジア、アメリカ、主な欧州地域からはこの新IST空港を利用せねばならない。
IST空港内構成
今はなき、旧イスタンブール アタチュルク 国際空港内と、空港内にあった素晴らしいトルコ国際空港ラウンジは下記の通り。
空港配置
とにかく国際線ターミナルの作りはシンプル。増築に増築を重ね左右に大きく広がるこのターミナルはチェックインをすませると中央左右にあるイミグレーション、セキュリティーチェックを抜けると目の前には大きなduty freeを中心に左右に土産物店などが並び、ゲート番号100-230は右側、それ以外は左側。閉港する3年前にゲート番号700番台エリアが増設され、700番台に当たるとセキュリティーを抜けてから一番奥のゲートまで徒歩20分という地獄。しかも動く歩道がメンテナンスのため稼働していないなんてこともよくありました。これは疲れている時や、早朝移動の時は本当に地獄。。。
ラウンジロケーション
いずれからからのイミグレーション、セキュリティを抜けメインロビーホールを左に進んだ場所にある、巨大なトルコ航空イスタンブールラウンジがあり、この重厚なエントランスを抜けるとレセプション。ラウンジへのエントランスは自動改札になっており、搭乗券を自動改札にかざすだけでラウンジメイン広場に入ることができる。
素晴らしいラウンジ設備
- ラウンジ内概要
- ビュッフェと食事
- シャワールームとラバトリー
ラウンジ内はとにかく巨大!!まずエントランス付近に機内持ち込み用のスーツケースをそのまま入れられるロッカーがあり、大きな通路の右側には映画館、左側にはビリヤードプールがあり、更に奥にはビュッフェスペース。ラウンジ内構成は更に、地下にもありそこにもサラダバーなどのビュッフェが配置してあり、メインフロアがいっぱいになった場合、広々とした地下にいき、特に長いトランジットの場合あまり邪魔にならずゆっくりできる。
豊富なビュッフェコーナーやエンターテインメントコーナーに加え、トルコ航空の上級会員および、ビジネスクラス利用においてはラバトリー脇にあるシャワーコーナーも無料で使用ができる。スターアライアンスゴールドでは利用ができない為利用したことはなかったが、いつかトルコ航空のビジネスクラスフライトで利用してみたいものである
殆どの機能は新国際空港に踏襲され、レベルアップされているのだが、旧イスタンブールアタチュルク国際空港が今の所絶対にありえないそうだが、民間利用で復活を願うばかりである
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